微妙なInsta解説

素敵な根野菜の世界

冬の間によくビーツを食べるようになりました。この形のビーツはテーブルビートって言うんですね、Wikipediaを読んで知りました。

以前は、既に煮てある缶詰のビーツをサラダなんかで食べた事があったのと、ロシア、ウクライナへ行った時に現時で食べたボルシチぐらいで、ボルシチは美味しいと思いましたが、サラダに入れたビーツは土臭くて甘いなという、積極的に好き!とは言えない印象を持っていました。
が、寒い季節に煮込み料理は楽だという理由で、よく野菜とお肉を煮ていたのですが、そこにスラブ情緒をと思い、この根野菜さんをよく買うようになったわけです。

ビーツはエンターテイナーですね。まず処理の時点で、手やまな板が鮮やかに染まり、モノトーンな台所活動に刺激が加わります。「こりゃ、手切っても分かりませんな」といった感じです。

お味も優秀なのですが、栄養分も色々と豊富みたいです。そしてビーツを食べた後トイレに行くと、出るものが色鮮やかです。最初はビーツのせいだと思わず、「血尿キター」と思いましたが、便の色を見て、気がつきました(笑)。

という訳で、冬から春先にかけて重宝した色鮮やかなビーツも、最近暑くなってきてお店では見かけなくなりました。が、先日久々にビーツを購入し、包丁で切ってみたら、今回は綺麗な断面が目に飛び込んできました。白い輪が連なっているじゃありませんか!そしてもう一つの方は暗い色の輪。しばしば料理をすることを忘れ、眺めていました。

次回は切り方を変えて別の断面を楽しむ事としましょう。

あ、すみません、料理の完成写真はないんです。なぜなら、のん気に本を読んでいたらお肉とビーツを焦がしました。これもシェーグレンで起きるらしい、物忘れなのか何なのか・・・

でも写真を撮った後、Instagramに投稿して、こうしてブログに書く事は覚えていたので良しとしましょう。

そしてこちらも。「覚えていたら一単語」

ビーツ=La remolacha(スペイン語)=La remolatxa(カタルーニャ語)

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愛しのシェーグレン

新カテゴリー!

私のブログに新しいカテゴリーを加えようと思います。

私の人生に大きく関わってくるであろう事項ですが、今年の5月にシェーグレン症候群の診断を受けました。ググれば病気の説明は沢山出てくると思いますので割愛させていただきますが、よくある症状は、ドライアイ、ドライマウス、皮膚の乾燥、関節の痛み、疲労感・・・私は、5年ぐらい前から、私は自己診断していました。

明らかに症状が全てシェーグレンに当てはまっていましたし、血液検査で特異性の高い抗体が出ていました。が、当時通っていた病院のリウマチ科の医師は「全身性エリテマトーデスではないですね。あなたは元気だから大丈夫、どこか痛いって言うならヒドロキシクロロキン処方しますけど」と言われ、「いや、病気じゃないって言うなら、何で処方するんですか?大丈夫です!」と言い張ってきたのです。

が、まあ体の不調は波のように押し寄せては引くことを繰り返していましたが、波が来る度に、新たな驚きエピソードや症状が追加されていったのは事実です。

既に自己診断をしてから、私はスペインのシェーグレン症候群協会のメンバーとなったのですが、昨年マドリッドで開催された患者ための会議に出席しました。そこで、バルセロナから来ていた著名な自己免疫疾患の医師の話を聞き、いかに初期の診断が重要であるかを理解しました。

私の主治医(社会保障制度で宛がわれる)に嘆願書を書いてもらい、この医師のいる病院への転院をリクエストしたところ、運良くこの医師に診てもらう運びとなりました。

そこでシェーグレン症候群なのかどうかを判断する為の検査を行い(血液検査、唾液腺のシンチグラフィ、ドライアイの検査)5月に正式にシェーグレン症候群の診断が下りました。

正直診断が下りて安心しました。自分の体に起きている様々な不調に説明をつけることができたからです。ただし、今回の検査では全身性エリテマトーデスに特異性の高い抗体が陽性反応を示していたのと、肝臓疾患に関係のある数値も上限を超えていたので、何となく将来に対する不安はあります。

スペインに住み始めてから12年、バツイチ1人暮らしの私です。シェーグレン症候群は私の一部であり、私と常に行動を共にする相棒なので、「愛しのシェーグレン」とカテゴリーを名づけました。

シェーグレンのせいだと思いますが、言葉が出てこない、字を書こうとすると乱筆になってしまう、気分のアップダウンが激しいという、結構困ったちゃんな私です。自分でもどこまでが病気なのか、ただの怠慢なのか分かりませんが、正直いつも疲れていてやりたいこと、やるべきことの半分もできないといったところです。

更に体調は一日のうちでもジェットコースターのように変わるので、正直自分でも驚きますが、このブログの一部を備忘録、それからシェーグレン、自己免疫疾患を抱える皆様、関心のある皆様と共有できたらよいと思います。

余談ですが・・先日初めて映画「エクソシスト」を観たんです。私、怖い映画は観たら後を引くからやめておこうと思って今まで避けてきましたが、あれはコメディですね。もし分けないけれども、笑ってしまいました。一緒に観ていたカタラン人の友人は、「私達には怖いのよ」と言っていましたが・・・

映画で笑った後に私は思いました。私の症状ってエクソシストみたいだなと。ま、悪魔じゃなくて自分の免疫システムが自分の体にいろんな悪戯をしているんだから、もっと悪質なのかもしれないけれど、一応ふしだらな罵倒はしません(笑)いずれにしても、これが中世だったら魔女裁判もんだなと。

ホラー映画で例えると、普段はゾンビのようで、急にエクソシスト状態になると。残念ながら、イチャイチャしている金髪ガールにはなれませんが(ま、すぐにいなくなるからゾンビでいいのかな?)

今の私の目標は、とりあえずやたらに疲れた人、乾燥した人で人生をやり過ごす事です。そのためにはストレスをためない、無理はしない、欲張らないが欲には忠実に、面倒な人や事態は無視・切り捨てることが肝心だと思います。

冷たいようですが、これが出来ていれば病気にはならなかったという自覚があるんです。逆に言うと、今後の私の人生に課された学習事項はこれでしょう。

でも同時に、何らかの弾みで急に免疫システムがおかしくなったのなら、何らかの弾みで戻る事もあるんじゃない?なーんて思っています。そのためにもストレスやネガティブ思考は禁物です。

皆様もご自愛くださいませ。

それから体に次から次へとおかしなことが起きたり、あまり高くない熱が長く続いたりしたら、エクソシストを呼ぶのではなく、血液検査で、自己免疫疾患の可能性を診てもらうのがいかがかと存じます。

微妙なInsta解説

A tiny bloody heart

さてと、新コーナー、私の個人的で微妙なInsta解説第一弾。
私、沢山Instagramに写真を掲載していますので、きっと時系列を無視して、しょっちゅう何かを書くと思います。別に写真好きではありませんが、日記感覚で日々目にしたものを携帯電話で収めるといった感じなんです。

が、たまに写真が面白い、何のカメラを使っているんだという声を聞きます。嬉しい話でございます。

この写真ですが、上唇にぽつんとできものが出現し、数日経っても治らなかったので、案の定ひっかきました。(自分の唇のぽってり具合には自信あり)すると少し出血したのでペーパーナプキンで抑えたら可愛いハート型だったと。そんな話です。

結構ハート型って出現するものですよ。

ペーパーナプキンにキリル文字が?気がついたあなたはつわもの!先日某東欧の国へ行きました。のちほどレポートです。
 

A small blood heart #красный #сердце #cor #sang #sangre #corazon #heart #blood

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地味な日々@BCN

上等な変換。

皆様お久しぶりでございます。aromabcnです。転寝をしている間にすっかり時が経ち、誕生日も迎え、寒波とバスルームの水漏れに見舞われ、相変わらずバルセロナにおります。

久々のブログ投稿です。

私は仕事をしておりました。一応会社員です。日本語で「新担当」と変換したかったのですが、何をどう努力してもそんな変換は出てきませんでした。

Sin título

こんな風に一途に愛されたいものです、人生に一度ぐらいは。

ちょっと、あれですね、バルセロナにも、色にも香りにも関係ないですね。ま、人生なんて、ブログなんてこの変換みたいなものですよ。

地味な日々@BCN

運命の相似?

オッソブーコが、こんなに雪見だいふくに似ていたとは。

これを見たら、急遽味付けを和風に変更!ま、ただ醤油入れただけですが。

やはり週末はゆっくりとお料理したくなりますね。あとでローリエとブラックペッパーのエッセンシャルオイルを一滴ずつ入れる予定。

地味な日々@BCN

禁じられた色 Grog – Amarillo – Yellow

最近バルセロナにいらした皆さん、もしかしたらある事に気がついたかもしれません。 「今年は黄色のマフラーがバルセロナっ子で人気なのかしら?」 「イエローリボンを身につけている人が目立つな」 と。

このイエローリボンは先の10月1日の州民投票を受け、その後収監されたカタルーニャ州政府幹部、活動家を支持するシンボルとなっているのです。

現在も収監されているのは、元副州知事のジュンケラ氏、元カタルーニャ州の内務大臣のフォルン氏(近日中に釈放される可能性あり)と、ANC(カタルーニャ国民会議)及び、Omnium Cultural(カタルーニャの文化、言語普及の協会)のそれぞれの代表者、ジョルディ・サンチェス氏、ジョルディ・クイシャルト氏の4名です。

12月には、21日の州議会選挙に関連し、選挙委員会より、黄色のクリスマスイルミネーションや装飾が禁止となり、ここでイエローリボンや、黄色い衣服を目にする機会がグッと増えました。

この巨大イエローリボン、サグラダ・ファミリアのすぐそばですが、これは建物内の住人全員の賛同が必要ですよねえ。

背景にスペイン国旗が沢山。そして恐らくデモ集会に参加か何かと思われる、黄色いマフラーの女性3人組。

Free Jonqueresと書いてあります。これはジョンケラス氏がモチーフのグラフィティです。

最近のバルセロナの町は、以前ほどのテンションは感じられませんが、過去にあまり見たことのなかったスペイン国旗がマンションのベランダに多く掲げられるようになりましたし、それに対抗するかのように、さらに多くのカタルーニャ独立シンボルの旗や、民主主義(州民投票等のプロセスは民主的だと考える)賛成的な横断幕等も乱立。

道を行けば、道路にも独立派のグラフィティがあり、その上を独立反対派が塗りつぶすといった、色々な小競り合いが見受けられます。

難しい問題ですね。

例えばイエローリボンの上から赤くなぞってスペインを主張したり・・

llibertat presos polítics、「政治犯を解放せよ」との書き込みが赤く消されています。

これらの建物には独立派と独立反対派旗が両方見られます。

正直、私は今回の騒動は誰にとっても不幸だなと思いました。何よりも無理矢理、意見が2つに分断される状況が作られてしまったからです。独立賛成か、反対か。 賛成なら君はスペインが憎いんだろう。反対なら、逮捕された活動家や政治家は刑務所にいて当然だ。10月1日の州民投票に対する警察の暴力的介入を否定するって事は、独立派だな!と言った、本当に強引な分断です。

私はバルセロナに住んで11年。カタルーニャ人の旦那や彼氏がいるわけではありません。特にカタルーニャ人とつるんでいるわけでもありません。

まあ、こちらに来た当時、カタルーニャ語を勉強し、Omnium Culturalの主催するカタルーニャを知るためのアクティビティにも多く参加しました。カタルーニャという私の住む地域には愛着があります。

先月の州議会選挙にて、独立派政党が僅差で過半数に躍り出ました。カタルーニャから企業が出て行く、独立したらEUには暫くは入れないというデメリットを多く耳にした後でも、これだけ票を取るという事は、スペイン政府は圧力を加える以外の手立てを打つべきだと思います。人々の心を荒ませる事は良くないですし、今の状況はスペインにとって不都合でしょう。

独立派政党は、現在ブリュッセルにいるプッチデモン氏をカタルーニャ州知事にすべく、現在31日の信任表決期限に向けて色々調整を図っているようですが、プッチデモン氏がスペインに足を踏み入れれば、逮捕される事になるでしょう。正直なところ、なぜ党内で別の候補者を擁立しないのかが分かりません。

ゲナディさんも、知り合いの商売を営む人達も、口を揃えて、10月以降客足が遠のいていると言っていました。ストレスでもっとマッサージを受けたい人が増えるかと思いきや・・・うーん。

私は日本人として、この問題には口出しはできないし、したくないです。これからどうやって物事を進めていくのか、さっぱり分かりませんが、長期化しそうな感触は間違っていないと思います。

ただ皆様、バルセロナは相変わらず魅力的な町ですよ!旅行の計画は変えずにいらして下さいね。

地味な日々

今年は魚を食べるの巻

私、年末は日本におりまして、迎える年について思いを巡らしておりました。
もういい年の大人なので、新年の抱負とかは意味がないことは経験済み。変な気負いはせず、箱根駅伝を走りぬく若者をテレビで見ながらポテチとバナナを頬張っておりました。

しかし思ったのです。人生の半分以上、魚ばかり食べてきた私にとって、野菜と穀物以外は基本的にお肉という選択肢はいかがなものかと。2018年は、よし気持ち魚を多めで行きましょう!と思ったら早速Amazonで南部鉄のグリルフライパンを買ってしまいました。重たかったのですが、お菓子やラーメンを諦めて、バルセロナまで運びました。

なにやら、最近は環境汚染などの影響で、なるべく食物連鎖の下のほうの魚を食べた方が良いっていいますよね?大きな魚は水銀などの重金属の含有率が高くなると。そこで、小さい魚、よし鰯を買おうと思ったら、よく買うオンラインスーパーでは品切れでした。そこで目に入ったのが、この250gの謎な小魚の詰め合わせ。Morallaという表示が。この単語に出会ったのは初めてですが、なるほど、色々な種類の小魚の詰め合わせとのこと。採取方法は、底引き網と書いてあります。基本的に引っかかった魚をパッケージングして売っているのでしょう。採取中は、東地中海とのこと。トルコ方面でしょうか?

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こんな感じで色々な魚がぎっしりと入っていました。これは魚好き日本人にとっては嬉しいアイテムじゃあないですか。何か左下のお魚さんとか、干したくなりますね。カワハギ?

早速南部鉄さんの出番ですが、イカもいました。

いやあ、めでたしめでたし。もちろん白米と一緒に頂きました。が、この南部鉄フライパン、お手入れがちょっぴり面倒です。お湯で洗い、乾いたら食用油を薄く引いて保管。やりましょう。よし、今年の目標は、この南部鉄フライパンFrom Cool ジャパンを守り抜く!これだ。

 

ちなみに今発見しましたが、ものMorallaはスープにすると美味しいみたいですね。半分冷凍したので、次回はスープにしましょう。下記に作り方が出ていますが、基本的には魚を洗って汚れを取り、好きな野菜と煮ればいいのでしょう。(いい加減!)いや、実際私達日本人は家庭科の授業というものがありましたので、お料理の基本は分かりますし、味オンチな人は少ないと思います。私は別にお料理上手でもないのに、よく驚かれます。お店を出せといわれた事もあります(或いはおだてて人に作らせたいだけか?)

下記リンクでは、トマトとご飯を加えています。それからゆで卵を刻んで投入。

https://www.directoalpaladar.com/recetas-de-sopas-y-cremas/como-hacer-un-buen-caldo-de-pescado-a-base-de-morralla

これは絶対作らねば!この寒い時期にはもってこいです。今年は魚を食べるの巻2で小魚スープについてレポートしましょう!